100点じゃなくていい

100点じゃなくていい

育児・家事・仕事に縛られて「いっぱいいっぱい」になってしまったシングルママさんは多いのではないでしょうか?私もその中の1人だったんです。

育児に悩んだ日々

子育てに全力。お父さんがいない分「私がしっかり教えなきゃ!」と1日中子どもに対して怒っている日々がありました。子どもに対して過度に怒ってしまった日には、怒鳴ってしまったことを泣きながら後悔することも…。理由としては子どもにとって「必要だから怒っている」考えていたのですが、子どもに決めさせるコミュニケーションが必要でした。例えば、雨の日。傘をもっていかない子どもに対して、濡れた場合は自分で傘を借りたり雨宿りの場所を探したりと、その先の行動に対して責任を負わせるように教えます。やらないことに怒らず、自分で考えさせて決めるよう伝えました。決断を相手に決めさせると、一方的に「怒る」という感情がなくりますよ!さらに、もしやってほしいと思っていた行動を子どもがしてくれた場合には、褒めるようにします。成長した子ども達。今では自ら進んで行動できる子に育っていますし、コミュニケーションも盛んです!

完璧主義とはおさらば

私が悩んでいた原因の1つには、完璧主義でした。母子家庭だから一般の家庭と差がでないように。子ども達が恥ずかしい思いをしないようにと、家事や子育ての完璧を目指していました。さらに仕事をしなければ家庭が回らない。たくさんの悩みに追い詰められていると、子どもたちにも親の我慢が伝わってしまうでしょう。嬉しい気持ちを伝えるようになって私の笑顔が増えてからは、子どもたちも自然にイキイキしていったのを覚えていますよ。子どもにとっての幸せはママの幸せでもあるんです。100点を目指さず、シングルママを必死に頑張っている親として「自分ができたこと」にポイントをあげましょう。「お弁当の支度ができたら1点!」「子どもから悩みの相談があったら5点」など、日々自分に対してポイントを積み重ねていくのが、子育てモチベーションを保つコツです。ぜひ自分を愛してあげてください。

頼れるものは頼る

自分で自分を褒められるようになったとしても、1人の育児は不安です。相談相手がいると不安は軽減しますよ!親身になって相談を受けてくれる機関は探すとたくさんでてきます。

ファミリーサポートセンター

一般財団法人女性労働協会の取り組みで、さまざまな援助が受けられます。残業が続いて保育園のお迎えにいけない場合に送迎をいってくれたり保育所の終了後に子どもを預かったりしてくれます。援助を探している人は依頼会員として登録。対して、援助をしたいという方は提供会員として登録しています。援助を受けた方が提供会員に報酬を支払う仕組みです。

一般社団法人シングルマザー支援協会

お金を稼ぐスキルや共感し合える人達とのコミュニティ作り、再婚に対する知識など、3つを軸にシングルママへの支援をしています。

「自分がこの道を選んだから自分で頑張る」という考えはNG。なんでも1人で抱え込まずに、公共の機関をフル活用しましょう。身も心も健康を保って、子ども達と幸せな暮らしをしていきたいものですね!

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