シンママにはシェアハウスがおすすめ?

シェアハウスを選ぶ理由

離婚して子育てをしながら働くシンママにとって、住まいの問題は非常に重要です。
これまでは夫の社宅住まいで家賃もほとんどかからなかった人でも、シングルマザーになれば賃貸住宅を探して毎月の家賃を払わなければなりません。

アルバイトなどで生活している場合にはなかなか部屋が借りにくいこともあるので、シンママの場合にはシェアハウスを探してみることをおすすめします。
シェアハウスというのは、ひとつの住宅に複数の人が共同で暮らすタイプの物件のことを言います。
自分の居室以外のキッチンやリビング、お風呂などは共同スペースとなっており、シェアハウスとはいっても、マンションが多いのが実情です。

シェアハウスのメリット・デメリット

シェアハウスのメリットは、住宅費のコストを抑えられることです。
普通の物件を借りようとすると、礼金や敷金、前家賃の他に仲介手数料なども払わなければなりませんし、引越し費用も大変です。

この点シェアハウスであれば初期費用も安く、経済的に厳しいシンママでも部屋を借りることができます。
独立したマンションなどに住もうとすると家賃の6ヶ月分程度の初期費用が必要となりますが、シェアハウスなら十数万円、安いところでは数万円で入居することができます。
また、同じような境遇で子どものいるシンママが住んでいるシェアハウスなら、「シングルマザーだから」「小さい子どもがいるとうるさいから」といった理由で入居を断られる心配もありません。

それだけではなく、シェアハウスにはキッチン用具などの家電がすべて揃っています。
ですから家電を新しく買う必要もありませんし、光熱費も折半ですから独立した住まいよりも経費が安くて済みます。
同居者がいるということで、孤独な思いをしなくて済むのもシェアハウスのメリットといえるでしょう。

その反面、シェアハウスにもデメリットがないわけではありません。
赤の他人と共有スペースを分かち合うわけですから、ルールを尊重しなければなりません。
お風呂も24時間好きなときに入れるというわけではありませんし、掃除やゴミ出しの分担もこなさなければなりません。
シェアハウスにウマの合わない人がいれば、窮屈な思いをすることも考えられます。

シェアハウスに入居するポイント

シェアハウスに入居する際には、立地なども大切ですが、やはりどんな人が住んでいるのかをあらかじめ把握しておくことが大切でしょう。
まったく境遇の違う人たちが住んでいるシェアハウスでは、居心地が悪く感じるかもしれません。
生活のレベルも非常に大切な問題で、例えば冷蔵庫なども数人でシェアして使うわけですから、他人に遠慮したり、気兼ねしたりする必要もあるかもしれません。

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