シングルマザーにとって、職探しは大変です。
子どもの面倒を見つつ、家計も支えなければならないのですから、その双肩に担って、職探しをしなければならないのですから。
土日や祝日は休みたい、平日は遅くまで働けないなど、収入面以外でもたくさんの条件があるかと思います。
そんなシングルマザーが働き続ける職種の一つの選択肢として、保育士を選択してみてはいかがでしょうか。
シングルマザーは保育士に向いている?
シングルマザーが保育士に向いている理由は、安定して働くことができるからです。
保育士には年齢制限がなく、40代、50代になっても活躍できます。さらに、職場でも家庭の事情が理解されやすく、働き方に条件や制限をつけることが比較的できやすいからです。
保育士不足が問題になっているなか、保育士求人の数は多くあります。平成30年11月有効求人倍率は3.20倍、東京都では6.44倍という調べがありました。
子育てをしていて様々な大変な経験が、そのまま仕事に活かすことができるのがシングルマザーならではの強味だともいえます。
シングルマザーでも保育士になれる?
保育士と聞くと、仕事がハードだったり、残業が多いという話を聞いたことがある人もいるかもしれません。
そもそも、国家資格の保育士の資格を取得しなければならないので、ハードルは高いと言えるでしょう。
しかし保育士資格は年齢制限がないので、いつからでもトライすることができます。
シングルマザーでも保育士になる方法を紹介します。
保育士資格勉強の進め方
子育てで手が離せない時期は、上手くやりくりすれば資格勉強をするのに適した時期でもあります。
子どもが眠ったり、実家に預けらられたりすれば、その間は保育士の資格勉強をする時間を確保できるからです。
受験資格に特別厳しい条件はないので、大方受験資格があると仮説します。
ハローワークが求職者向けに行う職業訓練なら、テキストや実習の実費分を除いて無料で受講でき、2年の職業訓練完了で資格が取得できます。
しかし忙しいシングルマザーの方は、通信講座を利用するといいでしょう。
保育士の仕事はきつい?
保育士の仕事量が多すぎたり、給与が低かったりで、離職する方や、保育士として仕事に復活しない、潜在保育士が増えています。
しかし、現在は働き方改革などにより、職場の環境は大きく改善されていることが多いようです。
また、保育士は人手が不足していることから求人数も多いので、自分の条件に合った職場を探すことも可能です。
また、東京での求人は給料が高いことも多く、家計を支えるシングルマザーには嬉しいポイントです。
保育士求人の探し方のポイント
保育士求人の探し方のポイントとしては、譲れない条件を決めましょう。
- 土曜日の出勤は厳しいけど、月に1,2回なら可能。
- 給料は安めだけど休みの融通が利く
- 残業は一切ない
など、自分が妥協できる点・譲れない点をはっきりさせましょう。
働き方においても、正社員だけでなく契約社員やパートタイムなどさまざまなので、自身の状況によって決めるとよいです。
東京で保育士の求人を探すとかなりの数がヒットするので、あなたに合った求人が見つかるでしょう。
資格がない方でも、保育補助という選択肢もあるので、検討してみてはいかがでしょうか。