自分で服屋さんを開業したいと思っても実店舗を出店するのはかなりの資金が必要になります。
そんなときにおすすめなのがネットショップ。スマートフォンやSNSの普及により、ネットショップ全体の売上が右肩上がりに拡大しています。
そこで、ネットショップの開業について紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
ネットショップに必要な3つのもの
ネットショップに必要なものは以下の3つがあれば開業することができます。
①パソコン・スマートフォン
ネットショップの運営にはパソコンは必須です。また、受注や業務連絡にスマートフォンやタブレットもあると便利でしょう。特別スペックの高いPCは必要ありませんが、もしPCをお持ちでなかったら中古品でもいいので購入しましょう。
中には粗悪品なども含まれるので「【徹底比較!】おすすめできる中古パソコンショップ5選と選び方を解説!Officeや送料、保証期間は?(パソコンの教科書)」の記事を参考に中古ショップを選んでみるとよいでしょう。
②初期費用
初期費用は10万円ほど必要です。ネットショップは実店舗と違って商品を手に取ることができません。そのため、商品の買いたいと思わせるには魅力的な写真を撮影する必要があります。撮影する機材にお金をかけたほうがいいでしょう。
また、中古品を売る場合は古物商許可、食品の場合は食品関係営業許可と、扱う商品によって許可申請が必要です。
③仕入れ先
ハンドメイドの商品を販売するなら、商品を仕入れる必要はありませんが、自分でセレクトした服やアクセサリーなどを販売したい場合は仕入れ先を決めておく必要があります。
卸業者や古物市場などから仕入れることになります。その際、取引条件や必要書類などを提出する場合がありますので、提示された手順で契約しましょう。
その他にもオンライン上から商品を仕入れることも可能です。サイトに登録すれば、商品を探すことができます。
モール出店か自分でサイトを作るか
ネットショップにはモール出店か自分でサイトを作成する2つの方法があります。
それぞれにメリットデメリットがあるので自身に合っている方法で検討してみてください。
モール出店
楽天市場やAmazonなどに出店する方法です。
メリットは自分でサイトを構築する必要がなく、すでに完成しているプラットフォームから出店できるので最も簡単に素早くネットショップを開設できます。
また、モール出店のメリットは集客力のあるサイトを活用できるため、出店した日にユーザーの目に触れる機会があることです。
ただし、デメリットとして出店には手数料が必要になりますし、サイト内のデザインや自分らしさを最大に生かすことはできません。競合も多いところで、どのように自分らしさや他のショップにはない魅力をアピールするにはかなりの研究が必要となるかもしれません。
しかし手数料の支払いが発生しても多くのショップが集まるモールは集客力があるので、目に触れる機会を増やして商品を売りたい人にお勧めすることができます。
自分でサイトを制作する
自分でサイトを制作するメリットは、サイトのデザインや集客の施策が自由にできること。
SNSを活用できればネットショップのファンを作るためのマーケティングも可能です。
デメリットは初期の集客でモール出店に比べ不利な点でしょうか。
検索結果の上位に上げるためのSEOや人目につきやすくするための広告などさまざまな施策を行わなければなりません。ですから、収益化できるようになるまでに時間がかかるケースが多いです。自分のスキルを磨きながら少しづつ成長させていくイメージでとりくむとよいでしょう。
認知度が上がり集客ができるようになれば、モール出店に比べ運営費用を抑えられるようになります。