シングルマザーで介護業界で働く
私は現在パートで福祉関係の仕事をしているのですが、最近介護職業界がシングルマザーのライフスタイルに合っていると感じました。
それはシングルマザーにとって介護職で働くのにはいくつかメリットがあるからです。
未経験でも働ける
福祉関係のお仕事についてあまり知らない方にとって、介護の経験がない人は働けないと思っている人は多くいると思います。介護施設では未経験者に向けて研修制度を導入してるところもたくさんあり、介護資格をとるための「資格取得支援」を実施。未経験・無資格の方に安心して介護職をしてもらえるような取り組みをしています。
介護の現場で資格保持者として信頼される資格「介護職員初任者研修」。この資格を自分で取得をしようとすると、受講料は50,000円前後です。この講習の資格取得支援を活用し、無料で受けられる職場も多くありますよ。
「将来、安定して仕事を続けていきたい。」と思う、シングルママにとってこの資格をスタートに、介護福祉士へのキャリアアップが目指せます。
シングルマザーは介護職で働ける?
介護施設では未就学の子どもがいる方へ育児・介護休業法による「夜勤免除」が適用されます。夜勤が難しいシングルマザーでも働けますよ。
施設によってシングルマザーこそ採用したい職場もあります。「特定求職者雇用開発助成金」という母子家庭の方を雇用すると、助成金を受けられる制度を活用して、積極的にシングルマザーを採用しているためです。こういった施設は母子家庭への理解が高いので働きやすいでしょう。
介護職は多岐に渡り、どこも人が欲しい状態です。そのため、雇用形態も正社員や派遣社員、パートなど幅広く働けます。勤務経験に柔軟性があると、時間を決めてシフトを組む働き方や○○曜日だけ出勤するなど、育児と両立できるスケジュールを組めます。
キャリアアップができる
介護職で経験を積んでおくと子どもが小学生になり、少し育児が落ち着いて来た時期に、バリバリ正社員で働こう!とギアチェンジもスムーズです。
介護福祉士を目指す道もあります。介護福祉士は経験年数によってお給料も上がっていく傾向にあり、安定した収入を得られますよ。
勤務先や働き方によって収入は違ってきますが、月給が22万円前後、年収にすると340万~360万が見込めます。
介護職の仕事は「きつい」というイメージはありますが、働くシングルマザーへの理解を得やすい職場です。この業界は同じシングルマザーとして働いている女性も多いので、悩みを共有しながら切磋琢磨できるのでやりがいを感じられるでしょう。ライフプランに合わせながら、長期的に働ける業界だと思います。ぜひ、介護業界での活躍を検討してみてください。