子どもが助けてくれること

子どもが助けてくれること

子どもが助けてくれること

日ごろの何気ない生活のワンシーンですが、子どもの行動や言葉に何回も助けられてきました。
心に残っているエピソードを紹介したいと思います。

ピンチはチャンス

当時小学校6年生の娘が「お母さんは、失敗した時どうする?」と質問を受けました。いきなりの質問に戸惑ったのですが、「ちょっと落ち込むけど頑張るよ!」と答えたんです。すると娘が、漫画の主人公は必ずピンチが訪れて、ピンチから脱出するんだよ!「お母さんは私のヒーローみたい」という言葉をもらいました。当時、小さな息子と小学校の娘を抱えてパタパタとしている日々だったので、毎日がピンチ。そんな時、娘に嬉しい言葉をもらってとても嬉しかったのを覚えています。
私はいつまでたってもこの子たちのヒーローであろうと決意しましたよ。

何より嬉しかったのは、失敗は誰にでもあって自分なりの方法で脱出すると結果がでる。という事実を娘が漫画から学んでいたことです。「漫画ばかり読んでちゃだめよ!」と言いがちだったのですが、この件で読み方次第で漫画からも学びはあると知りましたね。笑

「あたりまえ」について

長男が中学1年にあがった時、息子の成長を感じる出来事がありました。中学1年になると息子にも反抗期あるあるが発生。なにか指示をすると「うるさいなぁ」と嫌々行動するようになりました。ネットでは7割以上の親が子どもの反抗期を経験しているという記事もあり、特に気にしてはいなかったのですが、ある日思いがけない言葉を息子からもらったんです。学校から帰って来るやいなや「お母さんの支えがあたりまえと思っていてごめん。感謝しているよ。」と伝えられました。嬉しいと同時に、なにかあったのかと思い詳しく話を聞いていて見ると、道徳の時間に「三六五×十四回分のありがとう」という資料で授業をしたらしく、周囲の支えてくれる人たちが「あたりまえじゃない」と自分を見つめ直す時間になったそうです。そこから、お母さんや家族がいるのはあたりまえじゃないし、健康なのもあたりまえじゃないから感謝の気持ちを忘れずに日々過ごさなければいけなと学んだ息子。中学生で反抗期。なかなか素直になれないところもありますが、こういう温かい心を持っていると知り成長を感じました。

子ども達には、皿洗いや洗濯など日々の家事を助けてもらっているのはもちろんですが、私の心が一番支えられています。成長するにあたって、私の愛情が子ども達に届いているのを実感できる時はなににも代えがたい幸せな気持ちに。私の方が子ども達へ感謝の気持ちでいっぱいです。

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