涙を我慢せずに感情をすべて吐き出す時間を作る
シングルマザーとして毎日を必死に生きていると、自分でも気づかないうちにストレスや疲れを心の奥底に溜め込んでしまうことがあります。
子どもの前では笑顔の優しいお母さんでいなければいけない、職場では責任感のある立派な大人でいなければいけないと気を張っている反動で、夜に子どもが寝静まった後、急にえも言われぬ孤独感や不安に襲われることがあるでしょう。
どうしてこんなに苦しいのだろうと、誰にもぶつけられない思いが溢れそうになる夜は、絶対に無理をして涙を我慢してはいけません。
泣くことは弱いからではなく、これまで一生懸命に頑張りすぎて心がパンパンになってしまっているサインなのです。
そういうときは、あえて部屋の電気を少し暗くして、思い切り泣ける環境を作ることも大切です。
クッションを抱きしめながら、悲しい映画を観たり、心に響く音楽を聴いたりして、心の中に溜まった黒い感情を涙と一緒にすべて体の外へ洗い流すようにします。
誰にも見られない空間で声を殺して泣く時間は、心をリセットするための大切なデトックスです。
涙を流した後は不思議と心が少し軽くなり、また明日から頑張ろうという小さな力が湧いてくるものです。
泣きたい夜は、これまでどれだけ一人で重い荷物を背負ってきたかを認め、自分自身を抱きしめてあげましょう。
温かい飲み物と自分だけの小さなご褒美を用意する
思い切り涙を流して感情を吐き出した後は、泣き疲れた心と体を優しく労わってあげる必要があります。
夜の静かなキッチンでお湯を沸かし、お気に入りのマグカップで温かい飲み物を用意してゆっくりと過ごすのがおすすめです。
甘いココアやミルクティー、香りの良いハーブティーなど、そのときの気分に合わせて選びます。
温かい飲み物をゆっくりと時間をかけて飲むことで、昂っていた神経が少しずつ落ち着き、体の芯からじんわりと温まっていくのを感じるはずです。
また、こういう夜のために、戸棚の奥には子どもには内緒のちょっとだけ高級なチョコレートやクッキーを常備しておくのも良いアイデアです。
泣きたいほどつらい夜を乗り越えようとしている自分に対して、これくらいのご褒美は絶対に許されるべきだと言えます。
温かい飲み物と美味しいお菓子を味わいながら、今日一日のことやこれからのことなど、答えの出ない悩みをぼんやりと頭の片隅に置きつつ、ただ時間が過ぎていくのを静かに待ちます。
どうしても自分を後回しにして子どものことばかりを優先してしまいますが、自分が倒れてしまっては元も子もありません。
ひとりで泣きたい夜くらいは、世界中の誰よりも自分自身のことを甘やかし、自分のためだけに時間を使って疲れた心を丁寧にトリートメントしてあげてください。
明日の自分へバトンを渡してゆっくりと眠りにつく
涙を流して温かいものを飲み、少しだけ心が落ち着いてきたら、最後は明日の自分へバトンを渡すつもりで布団に入ります。
どれだけ悲しくて不安な夜でも、夜明けは必ずやってきますし、朝になれば子どもは元気にお腹を空かせて起きてきます。
お母さんとしての日常がまた容赦なくスタートするからこそ、夜の暗い感情は今日の自分の中でしっかりと終わらせて、明日に持ち越さないことが大切です。
布団の中で目を閉じたら、もう悩むのはやめて、とにかく眠ることに集中します。
睡眠不足はネガティブな感情を増幅させる最大の敵ですので、体を休めることが何よりの解決策になります。
もし色々な考えが頭を巡って眠れない時は、子どもがすやすやと眠っている寝顔を隣でじっと見つめたり、寝息の音に耳を澄ませたりしてみてください。
この小さくて温かい命を守るために毎日頑張っているのだという事実が、最高の精神安定剤になってくれます。
泣きたい夜を乗り越えた翌朝は、目が腫れて少し不格好かもしれませんが、心の中は昨日よりもずっとスッキリと晴れ渡っているはずです。
自分の弱さを認めて涙を流せる人は絶対に強い人です。
